「歌姫」挿入歌、クラプトンの曲に!

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20071010-OHT1T00061.htm


英ギタリストのエリック・クラプトン(62)の1996年のヒット曲「Change The World」が、
TBS系ドラマ「歌姫」(12日スタート、金曜・後10時)の挿入歌になったことが9日、分かった。
クラプトンが日本の作品に楽曲使用を許可するのは初めて。
ドラマの台本を読みストーリーに共感、異例のGOサインを出して実現。
また、12月にはデビューから現在までを網羅したベストアルバム「ライフタイム・ベスト」が発売されることも決まった。

「Change The World」(ゴードン・ケネディほか作曲)は、女性へのいちずな愛を歌ったクラプトンの代表曲だ。
〜もし世界を変えることができるなら 君の宇宙の光になろう 君にも僕の愛がすてきだと分かるよ〜というサビで知られる。
96年に公開されたジョン・トラボルタ(53)の主演映画「フェノミナン」の主題歌に起用され、80万枚のヒット。
97年の米グラミー賞で年間最優秀レコード、最優秀男性ポップ・ボーカルなど3部門を受賞した。

TOKIO長瀬智也(28)が記憶を失った映像技師を演じ、男女のいちずな恋愛を描いた「歌姫」は、同曲のテーマと一致。
ドラマのプロデューサーが挿入歌の許可を得るため、英訳した台本を送ると、クラプトンは「これならOKだ」と快諾した。

クラプトンの楽曲が日本で使用されたのは、
1992年放送のフジテレビ系ドラマ「しあわせの決断」の主題歌「ワンダフル・トゥナイト」のみ。
通常、ドラマのタイアップ曲はビデオ化など2次使用がなければ、本人の許可は必要ない。
「ワンダフル〜」は映像化の予定がなかったため、音楽出版社への手続きだけで使用できた。
クラプトン本人が楽曲使用を許可したのは、今回が初めて。

米映画「ラッシュ」(91年)の主題歌に代表曲「ティアーズ・イン・ヘブン」を提供したり、
リーサル・ウェポン」シリーズのサントラ盤などに参加しているが、ほとんどがハリウッドの大作。
「ギターの神様」と呼ばれ、デビュー44年で総売り上げ1億枚を超えるクラプトンとの初タッグに、
関係者は「シナリオに目を通したこと自体珍しい。
ドラマの内容はもちろん、関係者の熱意も大きかった」と説明した。


http://www.tbs.co.jp/uta-hime/
歌姫公式サイト更新